2025年9月3日
きょうのKeril #16 ~立体にしていく~
みなさん、こんにちは。
きょうのKerilは矢内が担当します。
SNSなどでも大騒ぎしていたのでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、最近3Dプリンターを導入いたしました。
これはかなり前からわたしが興味を持っていたものなのですが、正直3Dモデリングにあまり自信がなくて、買うかどうかずっと迷っていたんですよね。
なので、新しいオフィスに引っ越したことをきっかけに「ずっと欲しかったし、もういいか」と思ってついに購入いたしました。
余談ですが、わたしがガジェット類を購入する際はいくみんに必ず「また買うんですか?本当に使いますそれ?」と言われるんですが(ストッパーがいてくれるって本当ありがたい…!)
3Dプリンターに関しては割とスムーズに「いいんじゃないですか?」と言ってもらえました。まあ、ずっと欲しい欲しいって言い続けすぎてたのかもしれませんが…
そんな3Dプリターですが、いろんな人から「やないさんなら3Dプリンター買うと思ってた」と言われることもあって、そう思われているのは意外と嬉しかったりします。でも同時に「で、買って何作るの?」ともよく聞かれていて、最初のうちは自分でも「確かに…」と思うこともありました。
私はツールや技術って、自分のやりたいことに直結しなければ意味がないと思っていて。
例えばわたくし、ピアノという楽器に対して「うまくなりたい」とは思っているものの、今すぐ弾きたい曲があるわけじゃないから練習しないし、新しいピアノを買うこともないし。そういうのって、人それぞれありますよね。
でも3Dプリンターに関しては、「作りたいものがありすぎる」状態で、毎日めちゃくちゃ充実しています。会社に一人で深夜までこもってプリント作業をしたり、遠隔でも操作できるので、わたしがオフィスにいないときに突然プリンターを動かして、オフィスにいるメンバーたちを驚かせたり。笑
なので今は、会社の表札からお客さん向けのWi-Fiの二次元コードプレートに至るまで、とにかくあらゆるものを立体にしまくっています。

そして何より一番嬉しいのは、わたしだけじゃなくてKerilメンバーのみんなが楽しんでくれていること。
「こんなの作れますか?」「これもいけそうですよね」とアイデアを出してくれたり、「3Dモデリング勉強してみようかな」と言ってくれたり。
わたしももちろん毎日ネットでいろんなものを調べまくっていますが、メンバーのTikTokのおすすめがどんどん3Dプリンター関連になっているなんて話もあって、ニヤニヤしてしまいます。
思い返すと、新しいことを始めるたびに自分の世界の見方が変わってきました。
デザインを初めて学んだときは街を歩けば看板のフォントばかり気になったし、動画編集を始めたときはテレビ番組を見てもSEやテロップばかりに注目してしまった。
そうやって視点が変わることで、楽しさが何倍にも膨らんだりしますよね。
今回はわたしだけじゃなく、チームみんながそうやって新しい視点や楽しみ方を持ち始めていて、「ものを作りたい」という欲求が溢れてくるのは本当に嬉しいことだなと思っています。
実はもう、あるプロジェクトでは3Dプリンターを実稼働させていたりもします。
今後もどんどん新しいことに挑戦していきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。