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2025年10月1日

きょうのKeril #20〜世界の中心について考える〜

みなさん、こんにちは。
きょうのKerilは矢内が担当します。

たまに、「あ〜あの人は自分を中心に世界が回ってると思ってるんだろうな〜」
と思うことってありませんか?
それは少し批判的な感情を帯びていることもあれば、ちょっとした羨ましさでもあったりするのですが、昨夜ひとり、プライベートサウナでぼーっとしている時に、ふと思ったんです。

「いやいや、そりゃそうだろ。誰しも自分の世界の中心は自分でしかないじゃないか」と。

そこで、考えてみたのです。
それじゃあなんで、人に対して「あの人は自分を中心に世界が回ってると思ってる!」と感じることがあるのかということを。
まず最初にわたしが思ったのは、もしかするとそれって、自分がその人とまったく同じ位置に立って、その人の世界を自分の世界と重ねて体験してしまっているからなんじゃないかな、ということでした。自分が振り回されていると感じるのも、実は自分の中心をその人の中心にしてしまっているからなのでは、という仮説です。

でも考えてみたら、それだけじゃないんですよね。
外から客観的に見て「あ〜…あの人は自分を中心に世界を回しているな〜…」と感じることもある。
その時の「あ〜…」っていう感じって、結局その人が“自分しか中心にいない世界”を回している結果、その人の世界はどうしても小さく見えてしまうことからくる、「あ〜…」だったんだなあ、と腑に落ちました。
それが良いとか悪いとかではないと思うんですけど、わたしはどうしても大きな世界に憧れてしまうので、小さな世界ってもったいないな〜と思ってしまうのです。他の人もなかなか、そこに入って行きたいとは思わないですしね。

人それぞれが「自分の世界」という円を持っているとすると、自分にとっての大事なことや軸としていることが近い人が集まり、深く関われば関わるほど、自分の円と相手の円は重なり合っていきます。中心が近い、つまり重なりが大きいほど、相手のことを「自分ごと」として感じられるようになって、互いの世界の中心を共有できるようになる。そうすることによって、「自分の世界」と「自分たちの世界」ができあがって、結果的に自分にとっての世界が広がっていく。

ここで一瞬、この考え方でいくと、中心が近いよりも、ギリギリ円が接するところにいた方が、結果的に円の面積の合計は大きくなるから世界は広がるんじゃない?と思ったのですが、視野という意味では確かにそう。でも、重なりが小さすぎると自分の中心から相手の中心への距離は遠くて「自分ごと」としては受け止めにくい。だから、やっぱりある程度は重なっていないと、自分の世界として実感できないんじゃないかなあという考えにいたったりもしました。

ただ面白いのは、自分の隣の人がさらに別の人とつながり、そのまた隣の人へ…と連鎖していくことで、本来自分と中心を共有できない距離にいた人とも、人を介して中心を共有することができるようになるってこと。こうやって世界は人との関わりでどんどん広がっていくんだな、と感じました。

結局のところ、人生という物語の主役は自分でしかないんですよね。
ただ、物語の面白さを左右するのは魅力的な登場人物。仲間たちが加わることで、物語に厚みが出て、世界も彩り広がっていくんだよなあ、と。そんなことを思ったあたりで水風呂に入りまして、ととのい椅子でふわふわと、考え事の余韻に浸っておりました。

さてわたくしは日々、サウナでも、車でも、夢の中でも、こういうことをぐるぐると、仮説を立てては検証して、考えて、いったりきたり思考を巡らせておりまして、本来今日のブログには全く別のことを書くつもりでいたんですが、昨夜突然こんな考え事に至りまして、良い折だからここに記しておこう、と思ったのです。

ちなみになんの問題解決にもなっていなければ結論も出ていないので、読んでも、で?なんだったの?と思う方も多いと思いますが、この日のやないはこういうことを考えてい、という記録だと思って読んでいただけていたならば幸いです。

というのも、本日10月1日より、Kerilは4期目を迎えました。
会社を始めた当初は、会社にしようがしまいが、どうせひとりでやることには変わらないし、と思ってはいたものの、実はひっそりと「個人ではできない規模感のある仕事をしたい」という想いもあったのでした。

結果的に、2年目にいくみんが、3年目にはしかしーとぱるぱるがジョインしてくれて、仲間が加わったことで、一人ではできなかったことが少しずつ形になり、自分の世界が本当に広がっているのを実感しています。

私の世界が広がったように、Kerilと関わってくれるみなさんにとっても、この円が少しでも広がるものになるように、これからもチームやお客さま、コンテンツを受け取ってくださる方々と一緒に、楽しい時間や新しい物語をつくっていきたいと思っています。

オフィスで仕事をしている時にふと、みんなが働いている姿をみて目頭が熱くなることがあります。多分信じてもらえないけど、本当に。笑
仲間がいるって、こんなに幸せで、心強いことってないよね。

世界は広ければ広いほど人生は楽しい!だから人を大切に、毎日を過ごしていきたいと思っています。

ちょっと熱っぽいブログになりましたが、4期目のKerilも、何卒よろしくお願いいたします!