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2025年11月12日

きょうのKeril #26〜 「やりたいこと」と「やるべきこと」を重ねて生きる 〜

みなさん、こんにちは。
きょうのKerilは鹿木が担当します。

朝晩は肌寒さを感じる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
多汗症の私は体が冷えることに喜びを感じながら、毎日を過ごしております。
秋、冬ありがとう。ようこそ秋、冬。
そういえばここ5年ぐらい秋ってありました?

さて、先日我らがけいこさんに誘っていただき、素敵な方とのご飯に連れて行っていただきました。
その方は、社会的な地位をお持ちなのに、とても謙虚でありながら、仕事を楽しんでされている方で、本当に刺激になる時間でした。

基本的に人とお話する際に、あまり緊張せずがつがつ話してしまうのですが
ちょっと緊張して脇汗をかきながら、頂いたお言葉をひたすら心に刷り込んでいました。

その中でも特に私の心に刺さったのは、その方が

「やりたいことと仕事がたまたま同じだった。」

と笑顔でお話されていたことでした。

ちょっと自分語り失礼します。
私は高校生のころからロックバンドに憧れてバンド活動をしていました。
大学卒業後、音楽でご飯を食べていきたいと本気で思っていましたが、
親の猛反対を受け、正社員として働きながら音楽を続けていく道を選びました。

自分のやりたいことが「音楽」だったからかもしれませんが、
「仕事」というものは「お金を稼ぐため」という意識しか持てず
サラリーマンだった時代は、仕事を心から楽しいと思えていた時間が
ほとんどありませんでした。

ただ朝会社に行って夜帰ってきて寝る。ずっと同じ繰り返し。

もちろん振り返ればその時間も大切な経験でした。
ただ今になって思うのは、
もっと主体的に、やりたい仕事をやれる環境を自分で作れたのではないか、ということ。
仕事を楽しくできるかどうかは、結局のところ自分次第なのだと思います。

サラリーマン時代を経て、現在もKerilで仕事をしながらバンド活動を続けています。
音楽だけでご飯を食べたいという想いは、鹿木少年よりは少なくなってしまったかもしれないけど
「やりたいこと」を続けながら「楽しく仕事をする」というバランスが
大人になってようやく取れるようになったと思います。

そして今、Kerilで「クリエイティブ」「ものづくり」という0から1を生み出せる会社で、
「やりたいことを仕事にできる」可能性がある環境で、ありがたいことに働かせていただいております。

「やりたいことを仕事にできる」って、本当に特別なこと。
それなのに、自分自身がその環境にいることに甘えて、
まだ踏み出し切れていない部分がある。そんな自覚もありました。

先日の食事会は、そんな自分のもどかしさや焦りと
しっかり向き合う時間でもありました。

仕事も、生活も、楽しく。
これはずっと自分の中で掲げてきたテーマでもあります。

今回の出会いをきっかけに、
もう一度「仕事」というものを見つめ直し、
「やりたいこと」と「やるべきこと」を重ねていける生き方をしていきたい。

そんな気づきをもらえた夜でした。